mittsuの日記

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29日の行動記 1

最終日、最高のお天気で、10時まで待って、歴史博物館に行くのももったいないので、時間に関係ないところへ、

阪急西京極駅から歩いて、お半長右衛門供養塔へ、フィクションなので真剣に考えることも入らないのだけれども、
自分では、虎石町から歩いてくることは不可能、まして子供とはいえ一人をおぶってくるのは大変だったろうと思う、
この場に来て、お半だけは生きていてくれ、という長右衛門。お半の決意に引かれてやってきたのに、
いまさらそんなことを言ってしまう、
大人そして男からしてその気持ちは分からないでもないけれど、お半の意を察するべきだったように、思う。
この場面はたしかに「桂川連理柵」「道行朧桂川」まさにその通りと・・考えながら西京極駅へ戻る、
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P1010310 posted by (C)お寺しゃしん


そして、西京極、四条大宮、バスで七条大宮と乗り継いで前日のリベンジ、
梅小路公園へ、目的地朱雀の庭へ、先客一人、そして後から子連れの方一人とまったく静か、


入る前から、道案内で期待してしまう、
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P1010337 posted by (C)お寺しゃしん


そして2階付近からスタート、お庭へとてもいいアプローチ、金閣寺とまったく一緒の方法だと思う、
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P1010311 posted by (C)お寺しゃしん


いのちの庭を巡り、そして戻り入り口に対面すると、お庭全体が見渡せる、
面持ちはまるで現代の寝殿造りで、大変すばらしい、来る前の想像とたがわず、すばらしい、
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P1010312 posted by (C)お寺しゃしん


色々回って見ると、たくさんの表情が、
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P1010318 posted by (C)お寺しゃしん


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P1010332 posted by (C)お寺しゃしん


そして眼目の大理石の「水鏡」部
とにかくすごい、見た目も、水平にする技術もすごい限り、
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P1010327 posted by (C)お寺しゃしん


飛び石もスクエアで大変モダンで今風、
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P1010323 posted by (C)お寺しゃしん


遷都1100年は平安神宮、1200年はここだとはっきり言ってもいいと思う、
モダンで普遍性があり、後世まで残る傑作のお庭だと個人的には思う。



次になってやっと、京都歴史博物館へ
源氏物語千年紀展、たぶん1時間もあれば終わるだろうと思いながらスタートするも、
ものすごいものばかりで、途中で時間が無くなり、模写あたりから流してしまう、
個人的には、複写というだけで国宝にならない、「小右記」それも最古のものが展示してあった、、
実資の日記は内容としては御堂関白記よりも、客観的に摂関期をあらわしているのだと思う、、