mittsuの日記

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月鉾内で茶席 170年ぶり復活 今年限定、櫓など新調祝い

http://kyoto-np.jp/article.php?mid=P2006070400051&genre=I1&area=K1F

祇園祭の月鉾保存会(京都市下京区四条通新町東入ル)は13日、月鉾の囃子(はやし)舞台で江戸時代に行われていた「鉾中茶席」を約170年ぶりに開く。茶道裏千家の高弟がお点前する本格的な茶席で「櫓(やぐら)や真木(しんぎ)など鉾の主要部をすべて新調したことを受け、今年だけの特別の機会」(保存会)という。

 保存会によると、月鉾は1708(宝永5)年の大火で焼失後、町衆が1世紀以上かけて装飾を大改造した。完成を迎えた翌年の1836(天保7)年、鉾の舞台で祝いの茶会が裏千家家元のお点前で開かれたとの記録があり、幕末まで数年間続けられたという。

 月鉾は平成に入って、車輪や櫓を百数十年ぶりに新調し、昨年は真木も一新した。巡行後、保存会役員が裏千家関係者に記念の茶席開催を相談したところ「ぜひ奉仕したい」と協力を得られることになった。祭り期間中、町会所の2階で茶会を開くケースはあるが、鉾の舞台での茶席は今は行われていない。
 当日は広さ6畳の舞台にござを敷き、江戸時代の茶席で使われていたふすまをはめて、風炉を置くなど茶席のしつらえを整える。茶席は午前10時から午後6時までで、招待客60人を含む220人にお点前を振る舞う。5000円の茶席券はすべて売り切れている。

円山応挙、左甚五郎の装飾の下で、というのは贅沢な気がする。