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東寺百合文書の翻刻を刊行 京都府立総合資料館
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008013100066&genre=M1&area=K1D
京都市左京区の京都府立総合資料館は、所蔵する東寺百合文書（国宝）の翻刻「東寺百合文書五」（思文閣出版）をこのほど刊行した。室町中期の荘園経営に関する文書を集めた。主に東寺の荘園だった若狭国太良庄（福井県小浜市）の毎年の年貢の算用状で、守護の圧力で臨時の出費を強いられていた様子を示している。また、在地の代官に対する不満を訴える百姓の申し状も掲載している。
2004年から毎年刊行している。同資料館は「室町幕府の権威が最も高かった足利義満の時代の農村の経済状況が分かる」と話している。Ａ５判４５２ページ。9975円。
１級にも出た百合文書、いよいよ室町、義満の時代、自分のような一般の人たちはどうだったのか、これは機会があれば見てみたい。
