mittsuの日記

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京都駅付近発掘について気になる記事、「銭座」かも

京の「銭座」を裏付けか JR京都駅東南、坩堝や砥石が多数出土
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008013100080&genre=M2&area=K10
京都市南区の発掘調査で、江戸中期に寛永通宝などの銭貨を鋳造した工房「銭座」で使われたとみられる鋳造道具が出土したことが、31日までに分かった。遺構は見つかっていないが、銭座の存在を裏付ける発見として注目される。

 八条通の拡幅に伴い、京都市埋蔵文化財研究所がJR京都駅東南の約1400平方メートルを調査した。

 銅を溶かす坩堝(るつぼ)や型に銅を流し込む取瓶(とりべ)、銭の整形に使われたとみられる砥石(といし)などが、ごみ捨て穴や用水路の跡などから多数見つかった。

 坩堝は、陶器の甕(かめ)の外側を土で覆って保護されており、銅の塊がこびりついていた。また砥石は手のひらサイズの砂岩で、銭の側面や表裏を磨いたとみられ、丸い溝が何本も刻まれていた。いずれも壊れるまで使い込まれた様子がうかがえる。

 このほか、銭座で鋳造されたものかどうかは不明だが、寛永通宝も約20枚見つかった。

 京都の銭座は長崎屋忠七ら5人の商人が幕府から請け負い、1700(元禄13)年から1708(宝永5)年まで、総額18億文もの銭が鋳造されたという。同時代の絵図に、調査地東側の畑の中に銭座があったことが記されている。
 市埋文研の担当者は「坩堝の出土例はあるが、砥石が見つかったのは初めて。銭座の存在の可能性がさらに高まった」と話している。

江戸ころ、お金を作っていた工房「銭座」の道具など発見、一応洛外になるのかも、