国宝級の陶器発見について気になる記事
彩色鮮やか、想像上の高山表す 京都、国宝級の陶器発見
http://www.asahi.com/culture/update/0812/OSK200808120055.html
奈良の都の北郊にあたる文廻(ぶんまわし)池遺跡(京都府木津川市)から、板状の三彩陶器数十点が見つかった。鮮やかに彩色されており、正倉院宝物にもひけをとらない国宝級。組み立てると仏教世界の中心にそびえる想像上の高山である須弥山(しゅみせん)を表す、立体的な大型工芸品になりそうだ。三彩の須弥山は国内での出土例はなく、中国でもきわめて珍しい。発掘場所は本格的な調査中だが、万葉集の木簡も出土。陶器は唐からもたらされた貴重な唐三彩の可能性もあり、専門家は前例のない遺跡として、今後の調査に注目している。(天野幸弘)◇
〈須弥山〉 インドが起源とされ、仏教の世界観の中心にあると言われる高山。複数の山や川、海などの自然が表現されている。日本で有名なのは奈良県明日香村で見つかった7世紀の須弥山石。一部が失われたものの、山などが刻まれていることが分かる。噴水としても使われたらしい。文様が表現され、仏像をのせた「須弥壇」もその一種。このほか、銅鏡の文様などにも応用された。
中国の三彩なら唐三彩で唐時代のものとなるのだろうと思うので、貴重で大変なものだと思う。遣唐使が持ち帰ったのなら平安時代の可能性も、、
ただ場所からして平城京時代と思われる、