東寺で、足利尊氏に関する特別公開について気になる記事
国宝「女神座像」13年ぶり公開20日から東寺で、鎮守八幡宮テーマに
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008031900153&genre=J1&area=K1G
京都市南区の東寺宝物館で20日、春期特別公開「東寺鎮守八幡宮と足利尊氏」が始まる。境内の鎮守八幡宮を初めてテーマに選び、本尊の国宝「女神(じょしん)座像」や脇士の国宝「武内宿禰(たけのうちのすくね)座像」など65点を紹介する。南大門の西側にある鎮守八幡宮は810(弘仁元)年、空海が八幡神をまつって建立した。南北朝時代、足利尊氏が新田義貞と戦った際には八幡宮から神矢が飛んで尊氏が勝ち、以降、足利幕府は東寺を保護した。
13年ぶりに公開する「女神座像」は、3体1セットの本尊「八幡三神像」のうちの一体で9世紀後半の作とされる。ヒノキの一木造りだが、木の腐った部分を前面にして全体を形取り、顔や胸は別の木材を張り付ける珍しい構造をもつ。髻(もとどり)を結い、髪を両肩にたらした平安時代初期の女性の姿をしている。
尊氏が東寺に馬や土地を寄進したことを示す文書も出展され、尊氏と東寺の深いかかわりを伝える。5月25日まで。大人500円、中学生以下300円。
足利尊氏と東寺が関係するとは、まったく思わなかった。