外国人観光客の消費について気になる記事

外国人さん気前ええわあ 観光消費額　日本人の倍以上
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008030500122&genre=I1&area=K10
京都市内を訪れる外国人観光客１人当たりの消費額は平均約７万円で、日本人の宿泊観光客の平均に比べて２倍以上も高いことが、５日までに市の調査で分かった。長期滞在が直接的な要因だが、日本人の平均滞在日数に近い台湾や韓国からの観光客も日本人より消費額が多く、外国人観光客は気前がよく、経済効果もより高い様子がうかがえる。

　海外からの観光客誘致活動を強化するため、初めて外国人に限定し、昨年６、７月に市内１２カ所の宿泊施設で調査票を配り調べた。５２４人から回答があった。

　１人当たりの消費額は７万１９７３円。内訳は宿泊費に約４万円、飲食費約１万円などで、国籍別では米国の約８万２０００円が最も高かった。

　一方、日本人の平均は２００６年の市の調査で３万９３２円。平均滞在日数が外国人の３・１泊に対し、日本人は１・７泊。市は、長期滞在が消費額の差になっているとみているが、１、２日の滞在が多い台湾や韓国、中国の観光客も５万円以上使っており、全般的に外国人観光客の方が消費額が多い傾向になっている。

　このほか、訪問先では金閣寺や清水寺のほかに、日本人では上位に入らない京都駅ビル（４位）、ギオンコーナー（７位）、ハンディクラフトセンター（９位）が目立った。京都に関する情報は５割がインターネットで入手しており、京都入りした後は５割が宿泊施設で観光情報を調べていることも分かった。
　市産業観光局は「消費額の多さは外国人観光客の誘致に取り組む意義を裏付ける結果であり、今後もネット発信を中心に宣伝を強化したい」としている。

もう、世界の中の日本の立場を冷静に見て、したたかに外国人を引き込むほうが、時代の流れに乗れるような気が、、