半鐘山宅地開発訴訟が和解 宅地面積を半減
http://www.sankei.co.jp/chiho/kyoto/061227/kyt061227004.htm
京都市左京区の通称・半鐘山の宅地開発をめぐり、地元住民が開発業者2社を相手に工事の差し止めと工事で生じた損害計約4800万円の賠償を求めた訴訟は26日、業者が開発面積を大幅に縮小するとともに、解決金4300万円を支払うことで、京都地裁(中村隆次裁判長)で和解が成立した。縮小に伴い、業者は開発予定地の周囲を市に寄付する。住民側は同日、市に開発許可の取り消しを求めていた訴訟を取り下げた。
和解条項には、宅地面積を当初計画の半分ほどの約1390平方メートルに縮小▽業者2社は予定地の周囲約1520平方メートルを市に寄付し、市が緑地として景観の保全、再生を図る▽宅地販売には、風致景観との調和などを条件とする建築協定を付す−など7項目の住民側要求が盛り込まれた。
この問題では、住民らが工事による景観破壊や大型トラックが行き交う危険性などから開発反対運動を展開するなか、市は平成13年に開発を許可。住民側は市や業者を相手に、許可の取り消しや工事差し止めを求めた訴訟を起こした。
15年12月には、工事停止を求める仮処分が認められ、樹木が伐採された状態で工事は中断していた。
住民らでつくる「半鐘山と北白川を守る会」共同代表の尾西利男さん(69)は「画期的な和解で、内容としては勝訴と確信している。全国の人たちが応援してくれたことにお礼申し上げたい」と話した。
また、京都市の松村義光・開発指導課長は「住民と開発業者との間で合意ができたことは良かった。今後、新しい計画について審査していく」としている。
船岡山でも、ここ半鐘山でも、前の京都ホテルでも、結局は市が許可するわけで、言っていることとやっていることがまったく違う、、
世界遺産登録時に、この地域もある種の登録がなされていたとのこと、ユネスコの世界遺産センターの会長さんもその話を聞いて、
なぜ許可をしたのか、驚愕するとのこと、まったくの一般市民の自分が驚愕するのだからそう思う。
そこまでして住みたいだろうか、(建てたいか、のようでした。)たとえば汗を流して稼いだお金と、盗んできたお金とは見た目は同じでもその中身は違う、そういうことだと思う、
なんであれ、お膳立てされた何かでないもの、特に自然のものは特に大事だと思う、、何か建てるにしてもさすがと思われるすばらしいものにしていただきたい、