散策路に400基の灯ろう 10月21、22日に「宇治灯り絵巻」

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京都府宇治市宇治の府立宇治公園（塔の島）周辺を明かりで照らすイベント「京都・宇治灯（あか）り絵巻」が１０月２１、２２両日夜、初めて行われる。散策路に計４００基の灯ろうを置き、世界遺産・宇治上神社や普段は非公開の宇治発電所をライトアップする。

　市観光協会と宇治商議所、市茶道連盟、宇治観光旅館組合が実行委をつくり主催する。秋の深まりに合わせ、源氏物語の舞台にもなった宇治川周辺の夜の情景を楽しんでもらおうと企画した。

　宇治神社と源氏物語ミュージアムを結ぶ「さわらびの道」（約４１０メートル）や、宇治発電所への進入路（約２００メートル）などに竹で編んだ灯ろうを置き、点灯する。宇治上神社や大正時代建造のれんが造りの宇治発電所、塔の島にかかる朝霧橋と橘橋をライトアップする。時間は午後５時から同９時まで。雨天決行。

　宇治上神社や朝日焼窯元に茶席を設け、宇治川には屋形船を浮かべる。宇治神社では特産品を集めた夜市を開く。源氏物語ミュージアムは午後９時まで特別開館する。
　問い合わせは宇治市観光協会Tel:０７７４（23）３３３４。

宇治は宇治市で京都市ではないので、独自路線でがんばっている。せめて花灯路の仲間に入れてもらい、宇治花灯路、あたりが良かったのでは、
と思う。夢浮橋の巻などの物語を予感させる幻想的な雰囲気なども分かってもらうにもまず宇治十帖に親しんでもらうのがいいのかもしれない、
今年の１級問題でも昨年に続き何か出るのだろうと思う。

宇治探訪　−源氏物語と宇治−
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