しごと館、民間委託について気になる記事
「しごと館」委託スタート 精華・木津川 存廃検討向け正念場
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008090200068&genre=B1&area=K00
開設から巨額赤字が続く雇用・能力開発機構の職業体験施設「私のしごと館」(京都府精華町、木津川市)の運営が9月から民間企業に委託された。委託後初の開館日となった2日朝、主要国首脳会議(サミット)を題材に企画展が始まった。総合コンベンション企画運営会社「コングレ」(本社・大阪市中央区)が2年間の運営費約18億9900万円で受託。委託後に存廃が検討される。
始業前の午前9時、玄関前でコングレの隈崎守臣社長が約100人のスタッフを集め、「お客様を笑顔でお迎えし、現場の意見やアイデアをどんどん出してください」と訓示した。
企画展は「北海道洞爺湖サミット首脳会議をめぐる仕事」と題して、同社が会場運営を担当した首脳会議で実際に使われたテーブルやいす、調度品が並べられた。
一方、同館の廃止や機構解体の意向を示す茂木敏充行政改革担当相の視察が、同日午後に予定されていたが、直前に中止となった。「首相辞任表明の対応のため」(行革推進本部事務局)という。