金閣寺の修羅という道具について気になる記事
金閣寺の修羅、安住の地へ 伏見の収蔵庫で常設展示
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008061900174&genre=M2&area=K00
1989年に京都市北区の金閣寺(鹿苑寺)境内で発掘されたものの、大きすぎて保存や展示が困難だった修羅(市指定文化財)が、19日オープンした市伏見水垂収蔵庫(伏見区淀水垂町)で常設展示されることになり、19年ぶりに安住の地を得た。修羅は石材などを運搬する木製の道具。大小2基あり、長さは4・7メートルと3・5メートル。足利義満が1397年に金閣寺を造営したときに使われた可能性もある。当時の土木工事の様子を示す貴重な品だが、保存処理や展示ができず、当初は境内の片隅に置かれていた。
1996年に市や寺、専門家が委員会を結成、樹脂をしみ込ませる巨大な水槽2個を特注し、7年がかりで保存処理した。
しかし、市考古資料館(上京区)では展示できず、伏見区に2カ所ある収蔵庫に保存され、期間限定の公開にとどまっていた。
オープンした伏見水垂収蔵庫は市が約1億円で建設。展示室や閲覧室、梱包(こんぽう)作業室を持つ考古資料の活用拠点。山科区で見つかった平安前期の木炭木槨(もっかく)墓の取り上げ遺構などを展示、約1万1500箱の遺物を収蔵する。
市文化財保護課では「修羅は全国でも4つしか出土例のない貴重な品。学校教育などに活用していきたい」と話している。
見学は平日だけで事前申し込みが必要。21日に特別公開される。問い合わせは市文化財保護課Tel:075(761)7799へ。
ちらっと見て見たい。
オープン案内
http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/cmsfiles/contents/0000042/42475/20080618-01.pdf
普通の家のよう、どちらかと言うと長岡京に近い。