大宮東映跡について気になる記事
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008021400082&genre=K1&area=K1F
京の「繁昌亭」目指せ 大宮東映跡に常設寄席を
落語発祥の地とされる京都に常設寄席を作ろうと、四条大宮商店街振興組合(京都市下京区)が署名活動を始める。市民らの寄付で2年前に建設され、人気を集める大阪の落語定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)の京都版を目指し、同商店街で3年前に閉館した映画館「大宮東映劇場」の活用策として東映に要請する。手始めに15日から入場無料の落語会を商店街で計3日間催し、会場で支援を呼びかける。江戸初期に新京極の誓願寺の住職だった安楽庵策伝(あんらくあんさくでん)は「落語の祖」とされ、同時期に北野天満宮で活躍した露の五郎兵衛は「落語家の先達」とされる。新京極通に戦中まで寄席や小屋が並んでいたが、1987年に京都花月が閉館し、落語を見られる常設の施設は市内にはなくなった。
四条大宮交差点の北西角にあった映画館「大宮東映劇場」は2005年6月、44年の歴史に幕を閉じた。建物は閉館時のまま残されており、東映が活用策を検討している。
集客の核だった映画館を失った同振興組合は、天満天神繁昌亭が周辺の商店街ににぎわいをもたらしている例をヒントに常設寄席の開設を企画した。広く署名を集め、東映に要望する。計画が軌道に乗れば市民らに寄付金を募るつもりだ。
振興組合の石田哲雄理事長(57)は「笑いがあふれ、庶民の情が香るような拠点を作り、京の西の玄関口の活性化につなげたい」と話す。
東映(東京)の不動産営業部は「活用計画はまだ白紙段階で、何とも言えない」としている。
落語会は15日午後6時から桂都丸さんらを招いて商店街内の焼肉店で開くほか、17日と20日にも催す。いずれも無料。定員各70人。問い合わせは同組合がファクス075(821)4901で受けている。
これは是非、がんばってほしい、いずれにしても建物がそのままというのはもったいないと思う。
大阪繁昌亭
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