ハイビジョンのひととき「日本の名匠」08/1/9スタート 毎週(水) 20:00〜20:54 bs-i
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選定保存技術保持者や伝統工芸士、更には人間国宝と呼ばれる『匠』の技と美を描く!
#1 「琵琶製作修理 四世 石田不識 」 (01月09日放送)
第1回の放送は、選定保存技術保持者の四世 石田不識。選定保存技術とは昭和50 年の文化財保護法の改正によって新設された制度で、文化財保存のために欠くことのできない伝統的な技術や技能の保持者及び保存団体を文部大臣が指定する制度。主に重要無形文化財保持者(人間国宝)のジャンルである伝統芸能や伝統工芸で使われる貴重な道具や材料を制作する人々が認定を受けています。四世石田不識は昭和12年、青森県生まれ。宮大工であった彼は三世石田不識に見込まれて娘婿となり、昭和45年に急逝した先代の後を継いだ。材料は御蔵島の奥深くから切り出した樹齢80〜130 年の「島桑」。船で運んだ巨木を製材し、10 年以上乾燥させた後にようやく製作に取り掛かる。原木をくりぬく「胴彫り」からはじまり、弦を張って調律をする「さわり」まで、その全ての工程を手際よく、しかも精密にこなしていく。その美しい形状は匠ならではの技。だが理想の音を作り上げるのは最も難しいという。石田は工程の全てで演奏者の性別や声の質にあわせた微妙な調整を繰り返す。今回は原木の購入から仕上げ、完成に至る全ての工程を1年がかりで克明に取材、本橋正・乗子夫妻の演奏と解説を加えて、琵琶の魅力に迫ります。
毎週放送とのこと、