京都市がトランジットモール実験１０月１２―１４日、四条通で

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007090400190&genre=A2&area=K10

　京都市は４日、都心部で歩行者と公共交通を優先するまちづくりを進めるため、四条通を中心に来月実施する実験内容を決めた。四条通の歩道を拡幅し、一般車両の通行を禁止して交通量を減らす「トランジットモール」を１０月１２日から１４日の３日間行うほか、臨時の駐輪場や業務用の荷さばき場を設けて、人と車の新たな共存方法を探る。

　市は同日、下京区で開かれた中心部の住民や商店街関係者、府警などでつくる「歩いて楽しいまちなか戦略協議会」（議長・北村隆一京都大教授）に実験案を示し、了承された。

　市中心部で初となるトランジットモール実験では、四条通の烏丸通−四条大橋西詰め間で四車線を二車線にして広い歩道スペースを確保し、烏丸−河原町間では路線バスとタクシー以外の車両（自転車を含む）の通行を禁止する。規制は１２日が午後５時から８時、１３、１４日が正午から午後８時まで。

　この実験区間で南北に交差する東洞院通など８本の道路でも同期間の同じ時間帯に、一部を除いて北は蛸薬師通から南は綾小路通までの車両通行を禁止し、自転車も押して歩くエリアにする。

　また９−１４日の６日間は、通勤、買い物用にコイン駐車場などを転用した臨時の無料駐輪場を四条通周辺で約１５００台分開設する。交通規制で影響を受ける物流業者向けには無料の共同荷さばき場を設置する。
　市は２００９年度からトランジットモールの導入を目指しており、実験による交通量調査などで影響を調べる。協議会で桝本頼兼市長は「実験で歩いて楽しい街のすばらしさを体感してもらい、実現へ向けて効果と課題を検証する」と述べた。

そういえば…自分も出かける日時に歩行者天国になっているということのようで、ちらっと歩けるのかも、