“南禅寺クイズ” 難問奇問 ＨＰに100問 挑戦者「う〜ん」

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007090400081&genre=J1&area=K1E

　「南禅寺の創建年は？」「開山の大明国師の僧名は？」。南禅寺（京都市左京区）のホームページ（ＨＰ）にある「南禅寺ものしりクイズ」が接続した人の頭を悩ませている。とにかく難問奇問だらけで、クイズを作った僧侶本人も「私も即答できない問題がたくさんあります」。

　■設問の僧侶も「即答できません」

　このクイズ、３年前に作られた。近年の修学旅行はインターネットでお寺の歴史などを調べてから訪問してくる学校が多い。その事前学習のきっかけにと考えられた。

　南禅寺や臨済宗から仏教全般に関する三者択一の設問で、３問間違えるとゲームは終わる。１分以内に解答できなくても終了となる。１００問以上あり「南禅寺の開基は？」（答えは亀山法皇）といった比較的簡単な問題もある。しかし多くは南禅寺や仏教に詳しくなければ分からない問題で、例えば「大明国師の墓がある塔頭は？」「南禅寺派の寺院数は？」「五戒に含まれないものは？」「信心のことばに含まれないものは？」などなど。一方で南禅寺門前で有名な湯豆腐料理にちなんで「湯豆腐に使う土鍋の生産量が多い産地は？」といった変わり種の設問もある。
　クイズは、ＨＰを管理する岐阜県多治見市の保寿院住職虎山義秀さんが作った。「答えを間違える方が何度もクイズに参加してもらえる」という。難問が多いが、問題文に別の問いの答えが隠されているケースもあり「あきらめずに頑張って」とエールを送る。

むかし、４０問くらいまでいった記憶が…。