川の水、きれいでよかった 西京で子どもらが調査

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007072100083&genre=F1&area=K1K
　

京都市西京区の洛西ニュータウンを流れる小畑川で２１日、子どもたちによる水質調査が行われた。きれいな水の判断指標となるカワニナなどの水生生物が捕れるたび、大きな歓声が上がった。

　清掃活動などで小畑川の環境を守るグループ「なんきんはぜの会」が、毎年この時期に、地元の小学生を集めて調査している。７年目の今年は、夏休みに入ったばかりの小学生２５人と、同会のメンバーや保護者ら約５０人が参加した。

　京都精華大の板倉豊教授の指導で、まず、川の水をくみ上げてＣＯＤ（化学的酸素要求量）などで水質を調べた。前夜までの雨の影響もあり、少し数値は悪かったが、水生生物の採集では、カワニナをはじめ、ヤゴやカゲロウなどが次々と採れた。
　板倉教授によると、清掃活動の効果もあり、水質は年々よくなっているといい、調査に参加した境谷小６年の吉田有輝君(11)は「水が少し濁っていたので心配したけど、きれいな水であることが分かってよかった」と話していた。

小畑川は昔毎日渡っていたので懐かしい感じが…下流の一文橋あたりまで来ると残念ながらあまり綺麗でなかった印象があった、