6年連続最高、4839万人に 06年の京都市観光客数 府も好調
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京都市は6日、2006年の年間観光客が4839万1000人となり、6年連続で過去最高を更新したと発表した。あんどんで嵐山の夜の風情を演出する「京都・嵐山花灯路」を催した12月の増加が目立ち、また外国人宿泊客も前年から10%増えた。
京都市の年間観光客は前年から112万人、2・4%増加した。観光消費総額も前年から7%増の6371億円と初めて6000億円を突破し、過去最高を3年連続で更新した。観光客1人当たりの平均消費額も1万3166円と前年より4・5%増えた。
観光客が増えたのはオフシーズンの冬季の活性化策として05年から始めた嵐山花灯路に約97万人(前年比54・2%増)が訪れたことに加え、外国人が約7万人増えて80万3000人となったことが要因とみられる。
市は2010年の「観光客5000万人」達成を目標としており、桝本頼兼市長は「5000万人の達成にいよいよ手が届くところまできた。将来を見据えた戦略的な観光政策を着実に実行する」とコメントした。
京都府全体の年間観光客数は11年連続で伸び、前年比2・4%増加し、7260万2000人を数えた。観光消費額は6834億円で6・6%増えた。
京都市以外では観光客数は2421万人で前年より60万人(2・6%)多かった。観光消費額は463億円で2・2%増えた。
地域別では中丹地域が舞鶴市の農産物加工体験施設「舞鶴ふるるファーム」開業などで11・8%増加。山城地域も3・7%増で各地の花見客増加などが影響した。一方、南丹地域は保津川下りの落石事故による運休などで4・5%減少した。
消費が増えているのは体験型、学習型のせいなのか、そもそもそのようなものも集計されているのか、
5000万人からは、量より質的にしていただきたい、