自然や景観保全へ「鴨川条例」

http://www.sankei.co.jp/chiho/kyoto/070608/kyt070608000.htm

山田啓二知事は７日、京都市民の憩いの場となっている鴨川や高野川の環境を守る「鴨川条例」を、６月府議会に提案すると発表した。河川周辺地の利用制限や迷惑行為の禁止などを定め、罰則を設ける。

　府河川整備管理室などによると、条例の対象となる区域は鴨川起点（京都市北区）と高野川起点（同市左京区）から、鴨川と桂川の合流地点（同市伏見区）までの水面や河川敷など。

　鴨川の上流域では、水面への土砂流入を防ぐため、河川周辺の土地で現状変更や建物の新築などを許可制とするほか、河川敷に店舗がテラス席を設ける「鴨川納涼床」について景観に配慮する審査基準を定める。

　また、河川敷での花火やバーベキューなどの禁止区域を設けるほか、放置自転車を厳しく撤去することなどを規定。公募などで選ばれた委員が鴨川について意見を交換する鴨川府民会議の設置などを定める。

　土地利用の規制や迷惑行為の禁止については罰則を設ける。山田啓二知事は「鴨川は府民にとてかけがえのない財産。保全維持に努めたい」と話している。

大変意義がある条例だと思う、