mittsuの日記

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ということで、

東京行き、上野国立博物館、レオナルド展→畠山記念館、琳派展→国立新美術館、大モネ展、で時間切れ、、


簡単な備忘を、


朝9:15分国立博物館到着、展示館前列30分待ち、正規入場券売り場30分ほど待ち、割引クーポン利用入場券売り場30分ほど待ち、
大変ありがたいことに今回は前売り入場券を譲り頂いていたおかげで、9:50頃入館、後ろには60分以上の待ち列が…
もちろんメインの受胎告知を、後の展示室に超高精度の複製画が公開されていたわけですが、本物と印刷では天地の差が…
わざわざ並んで出かける価値は十分にあったと思われる絵で、大きさも良い大きさで、仏様で言えば丈六という感じで、
これ以上以下も無い大きさ、それと空気遠近法も素晴らしく、後に見たそれが専門のモネと同じほどの出来のようで、
遠近法的にはずれている、右手と机の関係も右下から見るとやはりしっくり来るもよう、花も素晴らしいし存在感もあるようで、
自然をしっかり観察理解し表現するさまは、タイプは違えどもモネとも若冲とも共通するなにかがあるようにも、、
そして、第2展示場も、とにかくすごいのひとことでゆっくり見せていただき、平常展も見せていただき、


畠山記念館へ、上野から、 色々乗り換えが面倒だったので品川から徒歩10分と少し、
畠山記念館
畠山記念館 posted by (C)mittsu
雨ということもあって、お庭が大変綺麗だった、
P1000362
P1000362 posted by (C)mittsu
すばらしい小品がいろいろ、光悦の扇面月兎画賛が素晴らしい、
相国寺に移った、重文、宗達の蔦細道図屏風に似た
琳派のデザイン性の素晴らしさ、粋が多分に表現されていた、


そしてモネ展へ、
http://monet2007.jp/
ただ点描画しか描けないわけでなく、ノーマルな絵も大変うまく描ける人間が書くその特徴的な絵は、
モネの個性としてしっかり現れているように見える、近づいて見れば顔の表情はまったく無いようで、
しかし、少し離れてみれば大変綺麗に見える、印象派というだけに、対象を見た心の印象を、
工房等で書いていると思っていたが、絵の具等の画材の発達により、実際に現場に出て書けるようになったからこそ、
その対象の実際の素晴らしい印象を描いている、ということはその絵の良さをさらに深く理解できる話だったと思う、


そして色々話題の尽きない、黒川紀章デザインの建物も素晴らしく、明るいガラス張りというのは良くあるも、
一昔前のスクエアな洗練されたイメージではなく、曲線を多用した今の世相にあった優しい印象で、
内部も円をモチーフしたものが多く、入り口はガラスの円錐空間、内部は外ガラスにあわせるような逆円錐が
2階の高さまでありそこはカフェ的空間に使われているようだった、
1階の暗くなりがちな奥部には自然感のある木材も多用されており、美術品を公開するその用途に大変ふさわしい、
開放的でやわらかく自然的なものも感じる建築物だったと思う、ミッドタウンも含め、
だいぶ六本木が浄化された印象だった。

外観など
P1000368
国立新美術館 posted by (C)mittsu

正面から
正面から
正面から posted by (C)mittsu



音声ガイドでお金を頂いているのに、それを聞いて絵を見てる方々に立ち止まるなというのはどうかと思う…