mittsuの日記

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微妙な京ことば解く 下京の男性が出版

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007060700021&genre=K1&area=K1F

 「京ことば」の魅力や文化的背景を探った本「ハダカの京都解体新書」を、京都市内の男性がこのほど出版した。日常会話などからみえる京都人の言語感覚や、他府県の人からみた京ことばなどを、切れ味鋭く分析している。

 言語概念を考案する「ランゲージデザイナー」の大淵幸治さん(58)=京都市下京区。広告代理店や出版社勤務などを経て、日本語や京ことばについて著述している。

 京ことばについて、大淵さんは同書で「京都の人は、自分たちの言葉を他府県の言葉をまねる必要のない『中央語』と考え、京都弁ではなく『京ことば』としている」と説明する。

 また、京都の商売人が客に使う「おいといないと思いますけど」という言葉は、「金に糸目をつけないと思うが」というニュアンスで、その裏に「『うちの高いでっせ』という内心語が渦巻いている」などと、微妙な京都人の心理をついている。

 そのほか、戦国時代の京都の文化や、街道文化などにも触れ、京ことばの背景に迫っている。
 大淵さんは富山県出身で、「京都からある程度スタンスを置いた見方ができたと思う」と話している。1575円。問い合わせは出版元の宮帯出版社TEL075(441)7747。

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