mittsuの日記

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「若冲の羅漢」無残 伏見・石峰寺 30体倒され

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007052500022&genre=J1&area=K1I

 江戸時代中期の画家伊藤若冲(1716−1800)ゆかりの京都市伏見区の石峰寺(せきほうじ)の境内裏山で、若冲が下絵を描いて作らせた石像の地蔵菩薩(ぼさつ)約30体が倒され、うち5体が損壊していたことが24日までに分かった。同寺は伏見署に被害届を出し、同署は器物損壊容疑で調べている。市内で「若冲展」が開催中で多くのファンが同寺を訪れており、心ない行為に「若冲さんが泣く」と怒りの声を上げている。

 ■「罰当たり」石像5体損壊

 若冲は京都生まれ。花や鳥など身近な生き物を観察して描く独自のスタイルで活躍し、近年、再評価されている。晩年、住職との縁で石峰寺に庵(いおり)を結び、釈迦(しゃか)の一生をさまざまな姿、形の石仏で表現し、境内の裏山に作らせた。一帯は「五百羅漢」と呼ばれ、参拝者に親しまれている。

 同寺によると、4月6日午前、釈迦が亡くなった「涅槃(ねはん)」に続く「賽(さい)の河原」の個所で、大きな地蔵菩薩を取り囲むように並ぶ高さ30−50センチの地蔵約80体のうち、30体がなぎ倒されているのが見つかった。5体は上部と下部が2つに割れていたという。

 阪田良介住職(27)によると、サルやタヌキは時折出没するが、石像を倒す力はなく、周囲に有刺鉄線を巡らせているため、イノシシやシカの仕業も考えにくいという。

 境内には、若冲の墓もある。5月13日から相国寺上京区)の承天閣美術館で開催中の「若冲展」を楽しんだファンらが、数多く拝観に訪れている。倒された地蔵は元に戻したが、割れた5体はまだそのままで、傷ついた姿に涙を流して悲しむ人もいるという。

 観光で若冲ゆかりの地を巡っている方は「人為的ならば腹が立つ。罰当たりな行為に、若冲さんも泣いておられるでしょう」と嘆いた。
 阪田住職は「歴代の住職が守ってきたものをわたしの代で壊してしまい、ショックだ。若冲も永く後世に残せると思って作らせたはずなのに」と話している。

興味が無いから行かないというのは分かるが、通りがかりではなくわざわざ出かけての犯行は人為的で悪質極まりない挙行、
是非逮捕して、終わるまで修理させてみたら良いと思う、