横浜の寺に運慶作の仏像＝解体修理で文書確認−金沢文庫

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070320-00000064-jij-soci

　神奈川県立金沢文庫（横浜市金沢区）は20日、同文庫が解体修理している称名寺（同）所蔵の大威徳明王坐像（だいいとくみょうおうざぞう）が、鎌倉時代の仏師運慶の作品と分かったと発表した。運慶の確実な作品が新たに判明したのは48年ぶりという。
　同文庫によると、坐像は高さ21．1センチの木彫で1998年12月に称名寺で発見された。昨年11月、仏像内に納められていた文書を取り出し、先月27日、専門業者が開封した。
　文書には、鎌倉幕府の2代将軍源頼家、同3代将軍源実朝の養育係が1216年（建保4年）に坐像を発注、運慶に作らせたとの記述があった。　

まさか、今ごろ運慶作が…しかも大威徳明王、表情、雰囲気からみると若い時の作品のような、
しかし、年代からすると、円成寺の大日如来より３０年以上あと、しかも興福寺北円堂の最晩年言われる弥勒如来より後、
の歴史的発見。
（http://www.jiji.com/jc/p?id=20070320164911-5105890）