mittsuの日記

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パリ・オペラ座の弁慶

3月25日(日)bs-hi 午後7:00〜8:20

今年3月、パリ・オペラ座で史上初の歌舞伎公演が行われる。ガルニエとも称されるオペラ座は、ナポレオン3世の時代に着工、1872年に落成して以来、オペラ・バレエの殿堂としてその威客を誇り、華やかな歴史を醸し続けてきた。招へいを受けて市川團十郎は「オペラ座で歌舞伎をやるのは歌舞伎座でオペラをやるのと同じこと」と意気込みを語る。江戸歌舞伎を支え、継承してきた大名跡である市川團十郎と、今最も華のある歌舞伎役者として人気の市川海老蔵の親子が、宗家として歌舞伎十八番の「勧進帳」をもって公演にのぞむ。しかし舞台空間のおおきな相違、花道が作れないなど課題は山ほどある。最大の見せ場、最後に幕外で弁慶が豪快に飛六法を踏んで花道を入る演出をどうするのか。「勧進帳」のテーマである「仁」と「情け」をフランス人観客に理解してもらえるかどうか。團十郎は「優しさと日本文化を誇ってパリオペラ座に立ちたい」と抱負を膨らませる。
番組は、3月23日の初日公演から、團十郎の弁慶、海老蔵が富樫左衛門を演じる「勧進帳」と團十郎のインタビュー、後日ハイビジョン特集で放送するメイキングのハイライトを交え、いち早く日本の視聴者に届ける。