福ざさを手に願い託す 泉涌寺一帯で七福神めぐり

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070108-00000022-kyt-l26

　新しい年の幸せを願う七福神めぐりが８日、京都市東山区の泉涌寺山内一帯で行われた。朝方から家族連れなど多くの参拝者が詰めかけ、福ざさを手に山内の塔頭寺院にまつられた福の神を巡って、思い思いに願いを託していた。
　泉涌寺の七福神めぐりは、山内の各塔頭寺院がまつる七福神に、塔頭の一つの新善光寺がまつる愛染明王、泉涌寺がまつる楊貴妃観音を加えた９カ所を巡る行事。「九福」が「久」に通じるとの縁起かつぎで福を授かるという。毎年、成人の日に合わせて行われる。
　曇り空の下、朝方から多くの参拝者が詰めかけた。総門そばの即成院で福ざさを受け取った参拝者は、各寺院で福の神にちなんだ飾り物を求めてはささに結びつけた。京都府八幡市から訪れた田中陽大君(11)は「柔道で京都一になりたい」と笑顔で話していた。小豆ガユや昆布茶の接待もあり、参拝者たちは寒空にほっと一息ついていた。

「九福」が「久」に通じるとの縁起かつぎで福を授かるという、、旅行の日程があえば是非参加したい行事。