mittsuの日記

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清水寺の梵鐘、最後の除夜 老朽化で来秋にも付け替え

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006122700073&genre=I1&area=K10

 世界文化遺産清水寺京都市東山区)の梵鐘(ぼんしょう)(重文)の新調計画が進んでいる。鋳造から約530年がたち、金属疲労を起こしている可能性があるため。地元の「清水寺門前会」が梵鐘を寄進することになり、すでに市内の業者に発注済み。来秋にも付け替える計画で、大みそかの「除夜の鐘」で重文の鐘の音が聞けるのは、今年が最後になりそう。

 梵鐘は、寺の入り口に当たる楼門「仁王門」をくぐり、左手にある鐘楼(重文)につるされている。高さ2・1メートル、口径1・2メートル、厚さ13センチ、重さ2・4トンで、銘文から、1478(文明10)年に鋳造された。毎朝5時ごろに10回、大みそかに108回突かれる。大法要の際にも突かれることがあり、年間3800回ほど突かれている計算になる。
 門前会が創立20年(2005年)の記念事業として寄進を申し出て、寺が受けることにした。重文の梵鐘のレプリカ(複製)ではなく、規模は踏襲しつつも新デザインを考えているという。門前会の田中博武会長は「寄進させてもらえるのはありがたいこと。『平成の大鐘』を造り、後世に残したい」と話している。現在の梵鐘は、収蔵庫に保管される。

形あるものはいつかは無くなるわけで、今のうちに引退していただき、新しい平成の大鐘を、というのはいいのだと思う。