mittsuの日記

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「山紫水明処」の屋根ふき替え 上京・頼山陽草庵

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006110200087&genre=M2&area=K1B

 江戸後期の儒学者頼山陽(1780−1832)が晩年を過ごし、「日本外史」を書き上げたとされる書斎「山紫水明処(さんしすいめいしょ)」(京都市上京区国史跡)の屋根ふき替え工事がこのほど完了した。文人趣味が随所に生かされた草庵が当時の面影を取り戻した。

 京都府教委が昨年2月から1年半かけて修理した。琵琶湖のヨシを用いて屋根をふき替え、屋根裏の骨組みも修理。柱は

 樹脂を充てんして補強したほか、建物の傾きも修正した。

 京で転居を繰り返した山陽は1828年、自邸敷地内に「山紫水明処」を建立、画家の田能村竹田ら文人墨客と交遊した。

 夕刻の東山と鴨川の風景を形容した「山紫水明」は、風光明美な風景を表す言葉として一般的に使われるようになった。

 六代目の頼純子さん(34)は「台風のたびに不安だったので、ひと安心。自由奔放な山陽が晩年たどり着いた落ち着いた生活の場を味わってほしい」と話している。

 見学(有料)の申し込みは、往復はがきで〒606−0063 京都市東山区新門前松原町289 頼山陽旧跡保存会。
 問い合わせはTEL075(561)0764。