mittsuの日記

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京の中心部ちょっとバブル!? 基準地価 16年ぶり上昇

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006091900025&genre=O1&area=K10

 京都府が発表した基準地価によると、京都市内の住宅地と商業地の平均変動率は、バブル経済期以来16年ぶりの上昇となった。とくに上京、中京区などで上昇が目立ち、市中心部に立地するマンションでは、中古の販売価格が新築時の分譲価格を上回り、売却時に譲渡益が生じるケースも増えている。

 中京区の小川通に面した築約2年の15階建てマンション。今年8月、中古で販売された3階の4LDK(約87平方メートル)は、価格が4900万円と、分譲時の価格を1490万円上回った。売買を担当した不動産仲介会社幹部(41)は、市中心部のマンションについて「築浅、広めがポイント。完成から数年以内で、80平方メートル前後と広い物件の値上がりが目立っている」と指摘する。

 別のマンションに住む主婦(41)は「3500万円で買った部屋が5500万円で売りに出されたとも聞いた。売却を求めるチラシも最近、特に多い。転売の予定はないが資産価値が上がってうれしい」と話す。

 京都市は2007年度から、市中心部の御池、河原町、五条、堀川の各通に囲まれた「田の字地区」を中心に、建築物の高さ規制を大幅に強化する予定だ。新築マンションでは1棟当たりの戸数が減り、供給が減少する可能性がある。

 府企画環境部は「眺望のいい高い階は、周囲に新たな障害物ができる可能性がなくなり、さらに人気が高まるかもしれない」という。
 消費者経済研究所(下京区)の天野博所長は「商業地の地価上昇のテンポが速く、これ以上価格が下がらないという割安感から売れ、在庫が減り、さらに需要が高まるという循環が生まれている」と解説。ただ、「現在はやや一服感があり、今後は同水準が続くのでは」と話している。

終の棲家に、という団塊世代の方が、集まってくるのかもしれない。