mittsuの日記

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新快速、湖西線で敦賀まで直行 JR西、直流化で10月21日から

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006082300231&genre=B1&area=S00

 JR西日本は23日、滋賀県北部の北陸・湖西両線で直流化が完成するのに伴い、10月21日から実施するダイヤ改正の概要を発表。大阪方面から両線を走る新快速をそれぞれ敦賀福井県敦賀市)まで延長する。

 新快速は現在、北陸線が長浜(長浜市)、湖西線は永原(滋賀県西浅井町)が終点。今回のダイヤ改正で、日中は湖西線経由の敦賀行きと、北陸線経由の近江塩津西浅井町)行きをそれぞれ毎時1本運転。北陸線経由の一部は敦賀まで運行する。北陸線近江塩津敦賀発着を1日上下24本、湖西線敦賀発着を同15本とする。

 北陸線経由の京都−近江塩津間は1時間36分、湖西線経由の京都−敦賀間は1時間35分で結ぶ。京都−敦賀間は約20分短縮される。近江塩津では両線の新快速を同じホームに接続。5分の待ち時間で相互に乗り換えできる。

 直流化工事は県などの要望を受け、JR西日本が長浜−敦賀間と永原−近江塩津間で進めている。現在は直・交流両用電車しかできない北陸・湖西両線からの直接乗り入れが、完成後は通常の電車でもできる。

 大阪市の本社で会見したJR西日本山崎正夫社長は「北琵琶湖は観光面でも魅力的な地域。旅客増を期待できる。琵琶湖1周の団体臨時列車も考えられる」と話した。

 ■観光活性化へ、利便性向上を喜ぶ声相次ぐ

 JR湖西線北陸線の直流化に伴い、10月21日から実施される両線の新ダイヤが発表された23日、湖北、湖西地域の自治体や観光団体、住民らからは、利便性向上を喜ぶ声が相次いだ。京阪神とを直通で結ぶ新快速が県内全域を走るようになり、観光活性化や人口増、企業誘致の促進に期待を寄せる。

 観光団体「びわこビジターズビューロー」(大津市)は、一昨年7月に県やJR西日本と「びわこキャンペーン推進協議会」を立ち上げ、京都駅でのイベントや県内の観光地を紹介するチラシを作成してきた。菊井吉之蒸広報宣伝部長は「これまで交通が不便なため、湖西地域や湖北地域の観光PRがしにくかったが、これで滋賀全体を大きな観光地としてアピールできる。地元と協力して、両地域の観光に磨きをかけたい」と話す。

 高月町の北村又郎町長は「午前6時台に高月駅から京都、大阪方面に3本の電車が直通運転される。画期的なことだ」と喜ぶ。その上で「京都、大阪両都市が通勤圏内になるので、他市町に移り住んだ人に戻ってきてほしい。また、新たな企業誘致も進め、人口増につなげたい」と話す。

 現在、木ノ本駅では新駅舎の工事が急ピッチで進められている。木ノ本駅近くに住む主婦岩根とき子さん(63)=木之本町=は「木ノ本駅にはエレベーターもなく、今まではベビーカーの孫を連れての移動は大変だった。駅も新しくなり、米原駅での乗り換えで40分待つこともなくなる」と期待を寄せる。
 一方、湖西線永原駅が最寄り駅の国民宿舎つづらお荘=西浅井町=の大橋延行支配人は「湖西線北陸線との連絡がよくなって中京や関東方面からの観光客が期待できる。ただ、敦賀駅まで直通化されれば永原駅は通過駅になってしまう。新しい魅力づくりにも取り組みたい」と意気込んでいる。

地味ながら大きな出来事、北陸方面に影響大だと思う。