法然像の前でシンフォニー 知恩院で音楽フェスタ

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お寺で子どもたちがさまざまな音楽に触れあう「フェスタ・デ・テンプル−お寺で音楽」が２２日、浄土宗総本山の知恩院（京都市東山区）であった。国宝・御影（みえい）堂では、オーケストラとタップダンスの共演が行われ、宗祖法然像が見守る荘厳な雰囲気の中で親子連れがコンサートを楽しんだ。

　２０１１年の法然８００年大遠忌を記念して浄土宗などが主催。一昨年に続いて２回目で、午後３時から三門前でのミニコンサートや、管弦楽器の演奏に合わせて子どもたちが木魚をたたくワークショップも行われた。
　午後６時からは若い僧侶や小僧さんが「ナムアミダブ〜」と念仏を唱えながら御影堂に入場したのを合図にコンサートが開幕。人気指揮者の金聖響さんと日本フィルハーモニー交響楽団が普段は静かな堂内で美しいシンフォニーを奏で、幼児番組で知られる「ノッポさん」がタップダンスや童話の語りライブを披露した。

お寺は文化を担ってきた一面もあると思うので、良いことなのではと思う。