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京都での行動3
そして、地下鉄、JRと乗り継いで花園駅へ
近くの法金剛院へ、特別名勝の滝に非常に興味があったので、期待して行って見る、
門前で5分待って、ちょうど9時に入ってみた。
さすが花の寺というだけあって、花の無いときは非常にさみしい感じだったが、
庭園自体は良い庭園だと思う。
特別名勝の青女の滝は、こんな感じだった。
この石組みが、平安時代のまま発掘されたとのことで、大変珍しいのだということ、
平安時代は、待賢門院の関係のお寺で、浄瑠璃寺と同じ九体阿弥陀堂を有する、
浄土思想流行時の、たいへん大きいお寺ということだが、この滝はその前身の
清川夏野時代の庭園のものだろうと思った。今回は水が流れていなく、残念だった。
ただ、鹿苑寺、天龍寺、平安神宮などの特別名勝とは全く別物ではあった。
本尊、阿弥陀如来像は多少大味ではあるが、一目で定朝様と分かる
すばらしいもので、もっと大きな場所でないとちょっと窮屈な感じがした。
資料には、昔は「定朝の三阿弥陀」と言われていたらしいが、今は院覚の作と
なっている。
約30分ほどで、いよいよ妙心寺さんへ
(続く)