mittsuの日記

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和菓子の歴史 饅頭編

http://d.hatena.ne.jp/mittsu/20050813の続き)
1349年に林淨因(はやしじょういん)が宋から奈良に赴き、
饅頭を作ったのが始まり、その前は、干し柿などの類の物しかなかった。
饅頭そのものの始まりは、
中国の三国時代諸葛亮孔明が、河の氾濫を沈めるために、人間の頭を供えて
祀る風習を改め、麺(小麦粉)で人の頭の形を
作り、羊や豚の肉を混入して、代わりに供えたという。
「饅頭」それで頭と言う文字が入る。
この「肉まんじゅう」は、一般的に広まらなかったが、奈良時代に唐菓子として
伝わってはいる。
林淨因は故国で習い覚えた饅頭を作り、僧侶や茶人、将軍家に献上した。
しかし、当時の日本では肉食禁忌の思想が高かったため、
浄因は、肉のかわりに餡(あん)を入れたものを伝えたという。


林淨因の起こしたお店は、塩瀬総本家として、伝わっている。
http://www.shiose.co.jp/index.html


塩芳さんもその流れを汲んでいるお店とのこと。
http://www.kyogashi.com/