伏見城下町地図について気になる記事
伏見城下町 地図で再現 地元の郷土史家 桃山時代と現代対比
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009063000106&genre=K1&area=K00
桃山時代、数多くの大名屋敷が立ち並んだ伏見城城下町の地図を、京都市伏見区の郷土史家の男性が伏見町誌(1929年発行)の付図を基に作り上げた。景勝町(上杉景勝)、治部町(石田三成)、毛利町(毛利秀就)など、戦国大名とゆかりの地名89カ所を対比させ、静かに息づく地域の歴史を地図でよみがえらせた。伏見では1592年、豊臣秀吉が桃山丘陵に伏見城を築くとともに、周囲に城下町が形成された。主立った戦国武将の屋敷が集まり、現在も旧伏見地域を中心に大名屋敷に由来する地名が多く残る。
郷土史家の藤林武さん(72)は、伏見城を中心に桃山時代の屋敷や街道、河川を描いた伏見町誌付図「豊公伏見城ノ圖(ず)」を基に、屋敷のあった大名と現在の地名を対比して紹介した。地図上の屋敷に家紋も配した。
地形も当時の様子を再現し、地図上で今も残る通りや橋が確認でき、現代の町並みとかつての様子を比べて楽しむことができる。
地域の小中学校に無償で配布した。藤林さんは「大名の名が残る町名がこれほど多い地域は、全国でも類を見ない」と話し、歴史あるまちを見直してほしいと呼び掛けている。
A1判、1050円。発行元の京都吉田地図Tel:075(602)7150と、旅館「月見館」(伏見区)で販売している。
先記事は竜馬伝、後記事は、天地人だと思う、