清水寺、新梵鐘について気になる記事

新梵鐘の音、東山に響く　清水寺で開眼法要
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008042100032&genre=J1&area=K1E
　清水寺（京都市東山区）は２０日、５３０年間使われた梵鐘（ぼんしょう）に替わる新しい梵鐘の開眼法要を営んだ。僧侶らが鐘楼に掛けられた真新しい梵鐘を突き、東山に鐘の音を響かせた。

　法要は、除幕や散華、読経に続き、森清範貫主(67)や、梵鐘を寄贈した清水寺門前会の田中博武会長(62)らが突き初めした。森貫主は「今年は、清水寺が第十六番札所となっている西国観音霊場中興の祖、花山法皇千年忌に当たる。新しい梵鐘も京都の人々の心耳を洗い、世の中の安寧を願うだろう」と話した。
　古い梵鐘は国の重要文化財で、応仁の乱の最中の１４７８（文明１０）年、焦土となった都と清水寺の復興を願い寄贈された。老朽化したため、門前会が結成２０年（２００６年）を記念して梵鐘を寄贈した。製造会社「岩澤の梵鐘」（右京区）によると、以前の梵鐘に比べて音が低く、余韻を長くしたという。古い鐘は収蔵庫に保管された。

前梵鐘は応仁の乱復興の際の梵鐘、、というと勧進猿楽の大流行時でもあると思うので、もしかしたらそんな来歴があるのかもしれない。