鴨川ホルモーについて気になる記事
都大路に青春絵巻「鴨川ホルモー」映画化
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008040300031&genre=M1&area=K00
京都を舞台にした万城目(まきめ)学さん(32)の青春ファンタジー小説「鴨川ホルモー」が映画化されることになり、松竹が5日から京都市内で撮影を始める。ベストセラーとなった原作同様、京都の大学や神社が実名で数多く登場し、「恋や友情を絡めた娯楽大作にしたい」としている。松竹は京都での映画製作を重視する方針で、今作はその第一弾となる。映画には主人公が在籍する京都大をはじめ、ライバルとなる立命館大や京産大、龍谷大が登場。物語の重要な舞台となる吉田神社や上賀茂神社も出てくる。松竹京都映画撮影所(右京区)をはじめ市内各地でロケし、葵祭や祇園祭の実景も交える。監督は「犬と私の10の約束」の本木克英さん(44)で、若手俳優らが多数出演する。
松竹は昨秋、「京都で生まれた企業として京都発の文化や人材育成を進めたい」(迫本淳一社長)と立命館大や京都府との産学公連携を発表。同撮影所を改修し、京都での映画作りを重視する方針を示した。
山田洋次監督(76)が監修する「京都太秦恋物語(仮題)」の製作も決まっているが、撮影は来年以降になるため、「鴨川ホルモー」が“京都重視路線”の第一弾となる。
松竹は、「映画のまち・京都の映画として市民にも映画作りを楽しんでほしい」として、5月中旬に撮影する祇園祭のシーンを中心にエキストラを数100人規模で募る。kamogawahorumo@gmail.comにメールを送れば、募集要項を返信する。
映画は来春、全国公開される。
■鴨川ホルモー
京都大出身の万城目さんのデビュー作。京大の謎のサークルから勧誘を受けた学生・安倍は、新歓コンパで一目ぼれした女子学生に会うためにサークル入り。サークルは普通の人に見えない「鬼」を使った競技(ホルモー)で他大学と対抗戦を繰り広げていた…。奇抜な発想と描写が人気で、15万部以上売れた。
ぜひ見てみたい。