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モヒカン山緑再生へ･･･京都・左京
http://osaka.yomiuri.co.jp/kyoto/news/20071226kn02.htm
乱開発から２５年植栽、修復工事完了

　古都の乱開発で２５年前、頂上の山林だけが残って「モヒカン山」と呼ばれた京都市左京区岩倉の一条山（６０メートル）について、京都府は２５日、再生に向けた工事が完了したと発表した。無残な姿をさらした山肌は、盛り土で修復され、松などの苗木を植栽した。約１０年後に緑がよみがえる見通し。

　一条山は同市内の業者が自然林を半分以上残す条件で宅地開発許可を受けたが、１９８２年に許可範囲を超え掘削した。市は工事中止を命令したが、その後、山全体を削り取る再開発計画を許可。反発した住民らが９５年、行政訴訟を起こし、開発区域４・５ヘクタールの４割以上を緑地とすることで決着した。

　再生工事は２００５年、事業を引き継いだ大阪市の業者が着手。断崖（だんがい）になった山すそ部分はなだらかに造り直し、斜面はわらで覆って保水力を高め、松やツガなどの苗を植樹。周辺で８６区画の住宅地を造成した。今年１０月、頂上付近の自然林と、斜面の人工林計１・８ヘクタールを京都市に無償譲渡した。

写真も見ると確かにモヒカン時の面影がまったく無いようで、これはすばらしい限り、
市の政策の迷走振りは建物の高さ以外に、このようなところでも見て取れてしまった、残念。