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漆産業の繁栄願う　奉納狂言も西京の法輪寺で「うるし祭り」
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007111300140&genre=J1&area=K10
　漆工芸と深いゆかりのある京都市西京区の法輪寺で１３日、漆への感謝を込めて法要を営む「うるし祭り」が営まれた。全国から業界関係者が集まり、今後の漆産業の繁栄を願った。

　１１月１３日は、文徳（もんとく）天皇の第一皇子惟喬（これたか）親王（８４４−９７）が法輪寺にこもり、本尊虚空蔵菩薩（こくぞうぼさつ）から伝授された漆の製法と漆塗りの技法を完成させた満願の日とされる。その遺徳をしのび、全国漆業連合会が毎年法要を営んでいる。
　京都府内のほか、石川県や福井県など各地から会員の漆製造業者約２０人が参列した。藤本高仝（こうぜん）副住職の読響が響く中、１人ずつ焼香し、伝統技術の絶えぬ継承と業界の繁栄を祈った。茂山社中による奉納狂言もあり、一般の参拝者も一緒に舞台を楽しんでいた。

法輪寺と漆がそんなに関係があるとは、