本尊の観音様、順次開帳 西国三十三カ所 花山法皇千年忌で
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007072800045&genre=J1&area=K10
1000年以上続く観音信仰の霊場・西国三十三カ所の各寺院が連携し、来年9月から3年がかりで順次本尊を開帳していく。
普段はまったく公開していない寺院も少なくなく、27日に記者発表した西国三十三札所会(事務局・三室戸寺)は「このときを見逃すと次にはいつ見られるか分からない。これを機会に観音様と縁を結んでほしい」とPRしている。
西国33カ所は近畿2府4県と岐阜県の観音にゆかりのあるお寺でつくる。京都と滋賀には醍醐寺(京都市伏見区)や清水寺(東山区)、革堂行願寺(中京区)、三井寺(大津市)、宝厳寺(長浜市)など17のお寺がある。また紀三井寺(和歌山市)や粉川寺(和歌山県紀の川市)、中山寺(宝塚市)などの名刹(めいさつ)も名を連ねている。
8世紀初めに長谷寺(奈良県)の僧侶が西国観音霊場として創設したが、発展しなかった。約270年後に花山法皇が再興し、一般にも定着したという。来年がその花山法皇の千年忌に当たることから、各寺院そろっての本尊開帳が企画された。
三十三カ寺のうち十七カ寺は本尊を秘仏としており、普段は公開していない。京都では六角堂(頂法寺、京都市中京区)が136年ぶり、三室戸寺(宇治市)で83年ぶりの開帳となる。
これはすごい、円教寺勝尾寺からストップしてしまってるので、来年あたりから再開したい。
http://www.saikoku33.gr.jp/index_.html