mittsuの日記

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人間国宝、新たに狂言の野村万作さんら7人 文化審答申

http://www.asahi.com/culture/update/0720/TKY200707200438.html

 文化審議会石澤良昭会長)は20日、狂言野村万作さん(76)、宮薗節浄瑠璃の宮薗千碌(せんろく)さん(62)ら7人を重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定するよう伊吹文部科学相へ答申した。宮薗節浄瑠璃からの人間国宝は30年ぶり。これで人間国宝は芸能58人、工芸技術59人の計117人(重複認定者が1人いるため実質116人)となる。

 また、雅楽人形浄瑠璃文楽能楽の計33人が重要無形文化財保持者の団体の構成員として追加認定される。

 ほかには、選定保存技術の保持者に表具用手漉(てすき)和紙(補修紙)製作の江渕栄貫さん(59)=高知県土佐市=、表具用古代裂(こだいぎれ)(金襴(きんらん)等)製作の広瀬賢治さん(63)=京都市上京区=、保存団体に屋根瓦葺(やねがわらぶき)(本瓦葺)の日本伝統瓦技術保存会(奈良県生駒市)をそれぞれ認定。建造物装飾を初めて選定保存技術に選び、社寺建造物美術協議会(京都市中京区)を保存団体とすることも答申された。

 人間国宝に認定される人は次の通り(敬称略)。

 宮薗千碌(みやぞの・せんろく=本名・佐藤佐喜子) 18世紀の京都が発祥で情緒豊かな節回しが特徴の宮薗節浄瑠璃を、初世千碌の母に師事し習得。細やかな表現の的確さで評価される。宮薗節保存会代表。62歳。東京都台東区在住。

 中島宏(なかしま・ひろし) 中国・宋代の青磁の研究を深めるとともに、現代の感覚に即しながら重厚で存在感のあるつぼや鉢などを手がける。05年に日本伝統工芸展NHK会長賞。日本工芸会理事。65歳。佐賀県武雄市在住。

 野村万作(のむら・まんさく=本名・野村二朗) 後に人間国宝となった父の六世野村万蔵に幼少から師事。軽妙かつ品格ある舞台で、78年に芸術祭大賞、90年に日本芸術院賞。06年度の朝日賞も受けた。76歳。東京都練馬区在住。

 竹本綱大夫(たけもと・つなたゆう=本名・尾崎忠男) 義太夫節の手ほどきを父から受け、四世竹本織大夫に入門。的確な語りで若くして力を認められ、92年に芸術選奨文部大臣賞、03年に日本芸術院賞。75歳。大阪市阿倍野区在住。

 鶴沢清治(つるさわ・せいじ=本名・中能島浩) 四世鶴沢清六、次いで十世竹沢弥七に師事。端正で鋭い芸風を磨き、人間国宝の四世竹本越路大夫の三味線を13年間務めた。04年に日本芸術院賞恩賜賞。61歳。東京都千代田区在住。

 杵屋巳太郎(きねや・みたろう=本名・宮沢雅之) 長唄を父から教わり、十四世杵屋六左衛門らに師事。尾上菊五郎劇団の音楽部長を務め、歌舞伎の舞台での力強く華やかな芸風で知られる。94年に芸術祭優秀賞。69歳。東京都中央区在住。

 森口邦彦(もりぐち・くにひこ) パリ国立高等装飾美術学校でグラフィックデザインを学び、後の人間国宝の父・森口華弘から友禅を体得。幾何学文様の斬新なデザインを発表し、92年に芸術選奨文部大臣賞。66歳。京都市中京区在住。

先回の、文楽、芸の真髄は、人間国宝3人の舞台だった…。やはりすごかった。友禅では親子兄弟3人とも人間国宝に、、