雪舟が描いた鳥居? 宮津・籠神社境内室町期の円柱2本出土
http://www.sankei.co.jp/chiho/kyoto/070628/kyt070628002.htm
宮津市大垣の籠(この)神社の境内で27日、室町時代の鳥居跡とみられる円柱2本が見つかった。同市教委は「雪舟の水墨画・天橋立図(国宝)に出ている鳥居ではないか」と期待を寄せている。
同市教委によると、付近の道路拡幅工事に伴い境内を整備するため掘削していたところ、地表から深さ約2・8メートルで見つかった。円柱はいずれも直径約90センチで、ヒノキとみられる。中心間の距離は約4・5メートルで、高さ6〜7メートルほどだったと推測されるという。
室町時代とみられる地層から出てきたため、同市教委は「雪舟の天橋立図に描かれている籠神社の鳥居の可能性がある。地元はこの絵図に描かれていることをまちおこしに活用しようとしており、これが本当なら弾みがつくのでは」と話している。
籠神社は元伊勢の1つとして知られ、彦火明命(ひこほあかりのみこと)を主祭神とする。
忘れたころに、籠神社の話題が、