闇夜に浮かぶシダレザクラに堪能 円山公園など各地の名所にぎわう

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　京都市内の桜が見ごろを迎えた週末の６日夜、各地の名所が花見客でにぎわった。東山区の円山公園には多くの客が訪れ、ライトアップされたシダレザクラに酔いしれた。

　同公園では、６００本を超えるソメイヨシノやヤマザクラが満開。市民や観光客はかがり火に照らし出された桜をカメラに収めたり、シートを敷いて酒宴を開き、それぞれ夜桜を楽しんだ。

　１０メートルにも渡る枝ぶりが見事なシダレザクラの前は、３日前から交代で場所取りをした学生グループも。毎年、友人と花見に来る奈良県橿原市の主婦(59)は「昼間とは違う色っぽさがある」と闇夜に浮かぶシダレザクラを堪能していた。
　市内では高台寺や嵐山、哲学の道なども満開だ。京都地方気象台によると、７日は昼から夜にかけてにわか雨が心配されるものの、花見は楽しめそうだ。

一番良い時のもよう