五世八千代さんらが舞う 追善公演「京舞」前に「大ざらえ」
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京舞井上流の前家元井上愛子(四世八千代)さんの3回忌追善公演「京舞」(10月1−6日)を前に、けいこの総仕上げとなる「大ざらえ」が28日午前、京都市東山区の祇園甲部歌舞練場で始まった。
追善公演は、この時期に芸舞妓が総出演する恒例の「温習会」に替えて開く。現家元の五世井上八千代さん、長女の安寿子さんをはじめ、祇園甲部の芸舞妓ら約150人が出演する。
大ざらえは、五世八千代さんと芸妓を含む名取30人による「夕顔」で始まった。僧侶姿の八千代さんを中心にずらりと並んだ名取たちが、念仏を唱える義太夫に合わせてしっとりと心を込めて舞い、丁寧に振り付けを確かめていた。
期間中、連日午後4時開演。出し物は日によって異なり、五世八千代さん初舞いの地唄「虫の音」や、舞妓による華やかな上方唄「東山名所」など1日6演目がある。特別指定席1万5000円、指定席1万3000円、自由席5000円。祇園甲部歌舞会Tel:075(561)1115。
ブラッシュアップに関連して出るのかもしれない。毎年の「をどり」以外でも結構あるような気がする。