古筝や中国木琴の調べに900人魅了 宇治・万福寺で月台コンサート
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京都府宇治市五ケ庄の黄檗宗大本山・万福寺で16日夜、中国の演奏家を招いて「月台コンサート」が開かれた。訪れた人たちは、中国風の建物が建ち並ぶ境内で古筝や中国木琴の調べに聞き入り、異国情緒を堪能した。
万福寺の秋の風情を多くの人に楽しんでもらおうと企画し、2回目。約900人が訪れた。
さわやかな秋の風が境内を吹き抜ける中、コンサートに先立ち、打楽器に合わせて15人の僧がゆったりとした中国風の読経「梵唄(ぼんばい)」を唱えた。
続いて、同寺を開いた僧隠元も楽しんだとされる明清音楽を基調とした曲を古筝奏者、☆小青さんが演奏。打楽器・中国木琴奏者の馬平さんも加わって、「涙そうそう」「戦場のメリークリスマス」など日本の曲のほか、「ラストエンペラーのテーマ曲」「家路」など14曲を優雅に奏で、聴衆を魅了した。
天候不順のため、境内の法堂(はっとう)での開催となったが、会場は大きな拍手に包まれた。
(注)☆は「羊」の下に「女」の文字です
日本の中の中国、万福寺で中国楽器はすばらしいと思う。