mittsuの日記

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琵琶湖疏水で観光力 船運航など活用 京商が学習体験型事業

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006090700034&genre=I1&area=K10

京都商工会議所は、京都府京都市の協力を受け、日本を代表する近代土木建築である琵琶湖疏水を活用した観光振興事業に乗り出す。2010年の疏水完成120周年に向け、疏水での観光船運航や傾斜鉄道「インクライン」の稼働などを検討する。近く府や市、地元の自治会、事業所などと実行委員会を設立、京都の近代化を実現した産業遺産の観光資源化を進める。

 琵琶湖疏水は京都の近代化を象徴する施設で、近代産業史を切り口に新たな京都観光の魅力を開拓する狙い。京商観光産業特別委員会が京都観光の起爆剤として04年秋から構想を練り、このほど中小企業庁の補助事業採択を受けた。琵琶湖疏水の果たしてきた役割を次代に語り継ぎ、周辺施設と組み合わせて疏水を体験学習型の観光資源に育てる。京商は、琵琶湖疏水周辺にある水力発電所や南禅寺水路閣などの産業遺産をはじめ、美術館などの公共施設、社寺、庭園などの協力を受け、特別見学会などを企画したい考え。京焼・清水焼、京友禅西陣織など伝統産業の体験なども事業に盛り込む方針。

 実行委員会は関係団体代表ら10−20人で構成し、京商が幅広く連携を呼び掛ける。本年度は周辺施設の周遊券や地図、PR用DVDなどを作成る。同時にインクラインの稼働や観光船運航の実現可能性の調査を始める。行政の規制や経費試算、施設整備、波及効果などを検証する。
 ■琵琶湖疏水 東京遷都で低迷した京都の産業を活性化するため、第3代京都府知事の北垣国道が発案。大津市の琵琶湖から京都市蹴上地区までの初期工事は1885年着工し、90年に完成した。昭和初期までは水運もあり、高低差がある蹴上でインクラインが通航する船を運んだ。

疎水記念館にも行ってみたい。