mittsuの日記

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昔の大文字送り火のようす、

都名所図会の大文字の様子を調べてみました。
daijpg
名所図絵 大文字 posted from フォト蔵
(大きい画像 http://photozou.jp/photo/photo_only/17077/1143028?size=1024
書いてある文字は、

毎年七月十六日の夕暮、大文字の送り火銀閣寺の後山如意が嶽にあり。昔此麓に浄土寺といふ天台の伽藍あり。本尊阿
弥陀は一とせ回禄の時、此峯に飛去り光明を放ち給ふ。これを慕ふて本尊を元の地へ安置し、夫より盂蘭盆会に光明のか
たちを作り、火をともしける。其後弘法大師大文字にあらため給ふ。星霜累りて文字の跡も圧しなば、東山殿相国寺の横
川和尚に命ぜられ、元のごとく作らしめ給ふ。大の字初画の一点長さ九十二間ありといふ。冬の日雪の旦も此文字跡に雪
つもりて洛陽の眺となる。これを雪の大文字とぞいひ侍る。

とあり、今となっては由来は良く分からないとの事だったのに、ここでは結構はっきり書かれている。