健康や学業など 願い事の成就祈る 東山・清水寺で千日詣り

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「千日詣（まい）り」が行われている京都市東山区の清水寺で１４日午前、本堂内々陣の特別拝観が始まった。ろうそくの灯が煌（こう）々と堂内を照らす厳かな雰囲気の中、参拝客が願い事の成就を祈った。１６日まで。

　「１日の参拝で千日分の御利益がある」とされる「清水千日詣り」は平安時代以来の同寺の伝統行事。明治期に途絶えたが、１９９３年に新たな形で復活させた。
　午前９時から親子連れや観光客らが続々と堂内に入った。ろうそくに「健康に過ごせますように」「学業成就」などと書いて立てた後、本尊の十一面千手観音とつながっているひもを握って、手を合わせていた。

清水寺も千日詣り、本尊さんから紐が繋がっているというところは、長野善光寺とも似ていると思う。