「加茂検定」を創設 観光案内ボランティアグループ
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006062900208&genre=I1&area=K20
京都府加茂町の観光案内ボランティアグループ「ふるさと案内・かも」が、町内の歴史や文化について問う「ふるさと加茂検定I」を創設した。奈良時代の都・恭仁京(くにきょう)や豊富な文化財、産業や人物など町にまつわる100問で構成されており、同グループは「検定を通して加茂町を深く知ってもらえれば」と期待している。設問はいずれも4つの選択肢から選ぶ。「恭仁京は約何年続いたか」「アジサイ寺として有名なのは次のどれ」など比較的易しい問題もあるが、「明治34(1901)年に重要文化財に指定されたのはどれ」「完全な姿で発掘調査された古墳は」など、全体に『加茂通ぶり』が問われる高度な内容となっている。点数によって合否があるわけではなく、西村正子会長は「町史などを参考に勉強しながら取り組んでもらえたら」と話す。子ども向けに初級編の作成も検討している。
まず希望者に問題編を配り、回答書の提出を受けて採点したり解説書(300円)の販売をする。「ふるさと案内・かも」Tel:(76)3989。