嵐山にドコモが無許可で鉄塔「当時はチェックが甘かった」
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006060700243&genre=C4&area=K10
国の史跡・名勝「嵐山」に含まれる京都市右京区嵯峨の山林で、NTTドコモ関西(大阪市)が7年前、無許可で携帯電話基地局の鉄塔を建設していたことが7日分かった。
文化財保護法では、史跡・名勝で土木工事を行う際は、施工前に国の現状変更の許可を得るよう義務づけられている。
ドコモによると、鉄塔は高さ約15メートルで1999年に下請け業者に依頼して建設。京都市には市風致地区条例に基づく届け出は行ったが「史跡・名勝であることに気付かなかった」という。
今年3月、設備増強に伴い京都市文化財保護課に照会したところ、境界線近くではあるが、史跡・名勝の範囲内であることが分かったという。
NTTドコモ関西は昨年も、大阪府池田市で無届けで周知の埋蔵文化財包蔵地の範囲内に鉄塔建設工事を行い、現場の古墳の大部分を破壊している。
確かに、名勝や風致の境目は難しいと思う、しかし大阪での場合はいかがかと思う。