西芳寺の庭園や金閣寺庭園、銀閣寺庭園にもある意匠「龍門瀑」に関係ないものはどれか。
ア 龍門の滝を表している
イ 登龍門ということわざもここから生まれた
ウ 縁起の良い龍を石で表している
エ 鎌倉時代以降日本で創作された意匠
答えは・・
ウ 龍を石で表している。
石は鯉魚石(りぎょせき)といって鯉を表す石がある。
龍門瀑は中国の黄河にある三段の滝で、そこの厳しい滝を登れた鯉は龍になって天に昇ることから、
登龍門という故事が生まれた。が、鎌倉時代に蘭渓道隆が中国から持ち込んだと言われているこの意匠は、
中国で該当するところが無く、日本で創作された話のようです。