冬の山寺、光で浮かぶ 永平寺のライトアップ
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曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町)で9日、山門や境内をライトアップするイベントが始まり、冬の山寺に幻想的な光景が浮かび上がった。
約30基のライトに照らされたのは、入山を志す修行僧の意志を確かめるため、約1時間から3時間も待たせる場となる山門や、昨年11月に屋根を修復した唐門など5つの建物。ライトアップは12日までの4日間で、淡い光が山あいにある寺を包み、参拝客の心をなごませた。
ライトアップに合わせ、寺の外側に拝観ルートも設置。ともされた約350基の灯籠が、参拝客の足元を照らした。
小雨が降るなか訪れた神戸市、会社員池原真樹さん(34)は「幻想的な雰囲気でよかった。穏やかな気持ちになった」と笑みを浮かべて話した。(共同通信)
本格的なお寺での座禅、修行は永平寺で体験が一番だと思う。