mittsuの日記

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平等院の壁画判明について気になる記事

演目は「延喜楽」、平等院の壁画 近赤外線調査で判明
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100324000198&genre=J1&area=K00
京都府宇治市平等院鳳凰(ほうおう)堂内にある国宝壁画「仏後壁」の調査で、壁画に描かれた舞楽の下絵線が見つかり、この舞楽の演目は平安期に作られた「延喜楽(えんぎらく)」であることが、24日までに確認された。平安期の舞楽の動きが絵で確認できたのは初めてという。

 延喜楽は平安期の舞楽家、藤原忠房が作曲した舞と伝えられ、慶祝の意味を持つ。

 仏後壁には舞台で手を広げる舞人や笛と打楽器などの奏者が描かれている。平等院によると、近赤外線を当てた際、肉眼では見えなかった墨の下絵線の跡が浮かび上がり、一枚の絵で舞の振り付けが動画のように表現されていた。左右の腕を斜めに大きく広げて舞う姿と原画の緑色の衣装が延喜楽の特徴と一致したという。

 伝統舞楽を受け継ぐ「いちひめ雅楽会」を主宰する市比売神社(京都市下京区)の飛騨富久宮司は「右足を踏み込む延喜楽の代表的な良い姿が描かれている」と話す。

 平等院では27日午後4時から「極楽浄土の調べ」を開く。いちひめ雅楽会が延喜楽を舞い、奉納する。鑑賞には拝観料が必要。問い合わせは平等院Tel:0774(21)2861。